売上と売り場 ~マーケターが知らない売り場の世界~
概要
売上の重要な決定要素の一つは、「買い求めやすさ」です。
どんなに秀逸なマーケティングコミュニケーションが行われたとしても、消費者が商品やサービスを手に入れることができなければ、売上につながりません。
にもかかわらず、以下のような問いに対して答えられるマーケター(特にデジタルマーケター)は決して多くありません。
- 棚割りはどう決定されているのか?
- 売り場をめぐり、各社どのような戦略が行われているのか?
- 売り場の効果を最大化するためには、何が必要なのか?
今回の特別イベントでは、流通経済研究所の常務理事 流通・店頭部門長であり、インストア・マーチャンダイジング』の共著者でもある山﨑さまをお招きしました。
各社の思惑が絡み合う、売り場の棚をめぐる戦いの“裏側”を解説します。
売り場というと、ECなどのデジタルマーケティングが主戦場のマーケターにとっては、リアル店舗との関連性は希薄に感じるかもしれません。
しかし、「デジタルシェルフ」という概念の広がりからも明らかなように、商品を扱うすべてのマーケターにとって重要な領域です。
マーケティングコミュニケーションとの関わりが少ない売り場の世界。この機会にぜひ体験してください。
※特別イベントはアーカイブ動画の配信を行いません。イベント終了後の振り返り記事のみ公開します。
こんな人におすすめ
- 売り場の仕組みをよく知らない方・学びたい方
- 自分たちの商品・サービスの手に入りやすさを高めたいと感じている方
- ECで商品を販売しているが集客に苦戦している方
登壇者
- 山﨑 泰弘氏公益財団法人 流通経済研究所常務理事 流通・店頭部門長
コンビニエンスストア本部を経て2005年に流通経済研究所へ入所。研究所における消費者・店頭領域に関する研究を統括。メーカー・卸売業、小売業向け研修やコンサルティングなども担当。主な研究領域は、協働マーチャンダイジングにおけるデータ活用、消費者購買行動、ECを含めた小売業態動向。2012年より明治学院大学経済学部非常勤講師。『インストア・マーチャンダイジング〈第2版〉』(日本経済新聞出版社)など共著書多数。
- 池田 紀行株式会社トライバルメディアハウス 代表取締役社長
1973年横浜生まれ。マーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・販売促進を支援。JMA(日本マーケティング協会)マーケティングマスターコース講師。年間講演回数は50回以上、延べ3万人以上のマーケター指導に関わる。近著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)、『売上の地図』(日経BP)、『自分を育てる働き方ノート』(WAVE出版)など著書・共著書多数。