ブランド実践論①ブランドを見つけ、育て、強くする方法~ブランディングを機能させる姿勢と考え方~
概要
抽象度が高い概念である「ブランド」についての理解と、具体的な打ち手の検討に役立つ知識の習得を目的とした連続特別イベント「ブランド実践論」を開催します。
全3回中第1回となる今回は、『ブランディング・ファースト ――広告費をかける前に「ブランド」をつくる』(クロスメディア・パブリッシング)の著者であるグロウ・リパブリックの宮村さんをゲストにお招きします。
ブランディングは決してイメージ戦略ではありません。
企業としての指針を経営レベルで打ち出し、社内のスタッフへ浸透させ、そしてスタッフが生み出すあらゆる施策の結果として、ブランドを理想の状態に近づけることが可能です。
そして、予算・品質・価格だけでブランディングを行うとすることも誤りです。
マーケティングに携わるみなさんは、ブランディングは経営戦略そのものであり「ブランディングを行うための理想状態」を理解しておくことが欠かせません。
多くのブランドづくりの現場に携わった宮村さんならではの知見を解説いただきます。
アウターとインナーの視点におけるブランディングの実践術を身に着けたい方はぜひご参加ください。
こんな人におすすめ
- ブランディングを行うために欠かせない要素を把握したい方
- マーケティングコミュニケーションの現場でブランディングに関わっている方
- 経営戦略に関わっている方や、将来的に関わりたいと考えている方
登壇者
- 宮村 岳志氏株式会社グロウ・リパブリック 代表取締役 ブランディングディレクター
近畿大学卒業後、印刷会社、広告代理店を経て、2003年にグロウ・リパブリックを創業。時流を予測した戦略立案から、ブランドコンセプト開発、クリエイティブ、プロモーションまで、一気通貫でブランディングのサポートを行っている。特にブライダル業界においては160施設以上のブランディングに携わるほか、飲食・美容・ファッション・教育など幅広い業界で、ビジネスとデザインの両軸の深い理解を武器に、数多くのブランディングを手がけ、上場企業のブランディング顧問としても活躍している。 ブランディング/デザイン事業のかたわら、VJ(ビデオジョッキー)としても活動し、ダフト・パンクなど国内外の数多くのアーティストとイベントなどで共演。その他、カフェ・飲食店の経営、音楽関連のグループ会社の経営にも携わる。著書に『ブランディング・ファースト』『ブランディング・ファースト〈メソッド編〉』がある。
- 池田 紀行株式会社トライバルメディアハウス 代表取締役社長
1973年横浜生まれ。マーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・販売促進を支援。JMA(日本マーケティング協会)マーケティングマスターコース講師。年間講演回数は50回以上、延べ3万人以上のマーケター指導に関わる。近著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)、『売上の地図』(日経BP)、『自分を育てる働き方ノート』(WAVE出版)など著書・共著書多数。