
著者と学ぶ モノが棚に並ぶしくみを言語化する 〜「買いたい」を「買える」に変える、マーケターが知らない小売の論理〜
概要
認知も好意も獲得できているのに、売上が伸びない。マーケティングが成功しても、ビジネスで負けることがあります。その原因は、マーケターがもっとも知らない、自分の商品の「売られ方」にあるかもしれません。
本講座は、日本コカ・コーラなど9社でマーケティングに携わり、西友、ドミノ・ピザジャパン、Preferred Networksなど4社でCMO(最高マーケティング責任者)を務めてきた富永朋信氏を講師に迎えます。メーカーと流通・小売の両方の現場を知る立場から、新刊『モノが棚に並ぶしくみを言語化する』をもとに、「買いたい」と「買える」の間にある壁を学びます。
どれだけ思い出されるブランドになっても、棚に並んでいなければ生活者は買えません。配荷、棚割り、欠品、価格の見え方は、マーケティング投資の成果を店頭で増やしもすれば、目減りさせもします。純粋想起でも知覚品質でも2番手を大きく引き離していたブランドが、店頭での存在感と価格の差によって追い上げられた例もあります。
小売にとって、店舗は単に商品を置く場所ではありません。何を扱い、何を扱わないかを決め、生活者に選択肢を提示する場です。マーケターにとって自社ブランドは中心にありますが、小売から見ればそれは選択肢の一つにすぎません。
本講座では、バイヤーが何を基準に商品を選び、棚をどう決めているのかを知り、小売とともに売り場をつくる視点を持ち帰っていただきます。
【本講座で扱うこと】
- 想起や好意が高いのに売上で負けるとき、店頭では何が起きているのか
- バイヤーは、マーケターの「ブランドの強み」をどう見ているのか(「技術がすごい」だけでは選ばれない理由)
- 価格の見え方、プライベートブランド、欠品が、ブランドの選ばれ方をどう変えるのか
- 店頭POP、パッケージ、リテールメディアに、マーケターはどう予算と知恵を使うべきか
- 営業や小売と組んで、「買いたい」を「買える」に変えるマーケターの役割

こんな人におすすめ
- 認知や好意の指標は良いのに、売上につながらないと感じている方
- 店頭施策やリテールメディアへの投資を、どう判断すればよいか迷っている方
- 営業や小売との連携で、マーケターとしての役割を広げたい方
- クライアントの売上の壁を、店頭の論理から理解したい支援会社のマーケター
講師からの一言
マーケターはとかく、「戦略PRで初動認知→広告で理解深耕→店頭で背中を押す」というようなファネルで戦略を考えがちですが、店頭はそれを全部一気に起こせるような最強のメディアです。であるならば、マーケティングは店頭中心に考えられるべきなのに必ずしもそうなっていない理由と、ではどうべきかという処方箋を、受講される皆さんとご一緒に考えていきたいと思っています。
登壇者
富永 朋信氏株式会社Preferred Networks エグゼクティブアドバイザー大学卒業後、コカ・コーラ等9社でマーケティング業務を歴任。うち西友等直近5社ではマーケティング部門責任者を務める。現在は9社目のPreferred Networksで役員を退き、エグゼクティブアドバイザーを務める傍ら、自身の会社「合同会社Officeしもふり」でマーケティングの核=人間理解という考え方に基づき、ブランド、コミュニケーションから人事・組織戦略等多岐に渡るアドバイザリー業務を行う。政府系機関の広報アドバイザー多数。マーケティング系団体・カンファレンスの理事、議長などを多数務める。著書に『人がモノを買うしくみを言語化する』(日経BP社)など。
受講の流れ
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