有斐閣アルマ『マーケティング戦略』を教科書にした連続講座のご紹介

体系的なマーケティング理論を学ぼう

効果的なマーケティングを実践するためには、ベーシックなマーケティング理論を身につけることが欠かせません。MARPSでは、マーケティングについて体系的かつ要点が網羅的にまとめられている有斐閣アルマ『マーケティング戦略』を教科書に用いた連続講座(全14回)を2024/6/13~9/26の期間に開催します(講座はすべてアーカイブ動画を公開します)。

※本連続講座は、『マーケティング戦略』を出版する有斐閣と、著者のみなさまからの許可をいただいたうえで開催します。

なぜ理論を学ぶ必要があるのか?

現代は情報があふれており、特にマーケティングに関して情報を受け取ることができる多くのメディアや書籍が存在しています。しかし、マーケティングの基本的な理論を学ぶことができる場所は意外と限定的です。

マーケティングは多岐にわたる要素を含む複雑な学問ですが、範囲を限定すれば実務を行うことのハードルはそこまで高くありません。そのため、基本的な理論の習得がおろそかになりがちで、自分の関わっている範囲がマーケティングのすべてであると見誤ったり、全体像が見えずに迷ってしまったりすることも少なくありません。

多くの研究者が長年にわたり事実に基づき概念化した理論を学ぶことには、次のようなメリットがあります。

  • 結果の予測性が高まり、無駄な施策を減らすことができる
  • 問題の本質を把握しやすくなり、具体的な対策を立てやすくなる
  • 知識や経験に依存しない、根拠のある仮説や問いを生み出す土台となる

理論の学習は、マーケティングの「型」を身につけることに直結します。スポーツにおいて大原則となる「型」が存在するように、それはマーケティングにおいても変わりません。この「型」を身につけることは、マーケティングの成功確率を高めるうえで欠かせないものです。

有斐閣アルマ
『マーケティング戦略』とは?

『マーケティング戦略』表紙

本書は企業のマーケティング部門の担当者や大学生に向けて、マーケティングの基本的な枠組みが習得できるようにつくられており、マーケティング・コンセプトやマーケティング・ミックス(4P)の詳細、市場の選択や分析、消費者行動の理解、そして具体的に市場へ対応するための製品・プロモーション・流通・価格戦略などを理論や事例を交えながら解説しているスタンダード・テキストです。

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※この講座では本書籍を使用しますので、参加前に必ずお手元にご準備ください。

有斐閣アルマとは?

有斐閣アルマ

株式会社有斐閣は、1877(明治10)年に創業した出版社で、法学・政治学・経済学・人文科学など幅広い分野の書籍を刊行しています。同社の刊行物の中で定評があるのが、この1995年に刊行された『有斐閣アルマ』シリーズです。このシリーズは、多様化するカリキュラムの中で教えやすさや学びやすさを追求し、豊富な情報をコンパクトにまとめ、機能的な編集を心がけた新しい時代の大学教育に対応してきました。

アルマ(ARMA)とはラテン語で「道具・方策・手段」を意味します。多様化するカリキュラムのもとでの教えやすさ・学びやすさを追求し,豊かな情報量をコンパクト・サイズに収め,機能的編集を心がけた,新しい時代の大学教育に応えるシリーズです。

講座の内容

講師の紹介

池田紀行の写真

池田 紀行|株式会社トライバルメディアハウス代表取締役社長

1973年横浜生まれ。マーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・販売促進を支援。JMA(日本マーケティング協会)マーケティングマスターコース講師。年間講演回数は50回以上、延べ3万人以上のマーケター指導に関わる。近著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)、『売上の地図』(日経BP)、『自分を育てる働き方ノート』(WAVE出版)など著書・共著書多数。