振り返り記事
公開日:2024年7月18日

マーケティング実践講座 ~理論やフレームの本当に賢い使い方~ 振り返りレポート

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マーケティングを実践する現場にて、有名な戦略のフレームワークや理論、概念などを使ってみたけどしっくりこなかった・成果につながらなかったという経験はありませんか。

これらを有効に使うためには、取り扱う商品・サービスや、自社のリソース、競合との力関係などを踏まえ、どれを使い・どれは使わないといった議論や判断が求められます。
にも関わらず、このような前提条件抜きに、フレームの有用性や成功事例ばかりがあふれており、それを真に受けて失敗してしまうマーケターが後を絶ちません。

そこで今回は『なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか 電通戦略プランナーが教える現場のプランニング論』(宣伝会議)の著者であり、推奨度9.89の電通社内プランニング塾「北村塾」の主宰者である北村陽一郎さんに、マーケティング現場で誤解されがちなフレームのパターンや使用上の注意点について解説いただきました。

なぜ教科書通りのマーケティングはうまくいかないのか 電通戦略プランナーが教える現場のプランニング論 北村陽一郎 (著) Amazon.co.jpで購入する

現場で起こりがちな3つの“過剰”

ビジネスやマーケティングには、さまざまな理論・概念・フレームワークが存在します。これらは、いつもどんなときでも万能ではなく、ゴルフは打つ場所によって使用するクラブを変えるように、場合分けが必要だと北村さんは言います。にも関わらず、野球のように一つのバットを使い続けてしまうようなことが起こりがちです。

理論・概念・フレームワークを適切な場面で、適切な使い方ができているかを考えるときに、3つの過剰が起きていないか? を考えることをおすすめします。

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