マーケターのための「費用対効果」と「投資対効果」徹底理解講座
マーケティング投資を「短期の費用対効果」と「中長期の投資対効果」の両面から徹底理解する!
短期の費用対効果と中長期の投資対効果を“ひとつのストーリー”で語れるマーケターへ
多くの企業において、マーケティング投資は短期的なCVやCPA、ROASといった「施策ごとの費用対効果」ばかりに注目が偏りがちです。その結果、
- 「で、結局この投資は、いくら売上・利益をつくったの?」
- 「ブランドや上流施策って、本当に投資と呼べるだけのリターンがあるの?」
- 「その広告費はコスト?それとも資産?」
といった問いに、自信を持って答えられないという課題が生まれています。
本講座は、企業のマーケティング投資を「短期の費用対効果」と「中長期の投資対効果」の両面から捉え直すための視点とフレームを提供します。ブランド実務、マーケティング・サイエンス、BtoBマーケティングの第一人者を講師にむかえ、短期と中長期の視点を行き来しながら投資を立体的に学ぶことで、マーケティング投資を「消費」で終わらせず、ブランドや顧客基盤という「資産」に変える理論と実践を体系化します。経営と現場を繋ぐ「共通言語」を身につけ、限られた予算の中で中長期の成長につながる「投資」を設計・説明できるマーケターの育成をめざします。
本講座で得られるもの
- 「費用対効果」と「投資対効果」の違いとつながりが整理できる
- ブランド投資を「売上・利益のストーリー」として説明する視点が得られる
- マーケティング・サイエンスにもとづく効果測定の基本が理解できる
- BtoBマーケティングの中長期投資対効果を理解できる
- ブランド価値を高める方法と“見える化”のアプローチが理解できる
受講者は2026年1月22日(木)〜2026年4月2日(木)の期間に開催されるライブ配信へのリアルタイム参加と、自分自身のスケジュールに合わせて受講可能なアーカイブ動画の視聴を自由に組み合わせて、無料で学習を行うことができます。
短期の「費用対効果」だけに振り回されない、中長期の「投資対効果」まで見据えたマーケティング投資を自分の言葉で語れるようになる。第一人者の講師とともに、一段上の「数字」と「ストーリー」を持ったマーケターを目指していきましょう。
※本講座の受講申し込みには、「MARPS(マープス)」への会員登録(無料)が必要です。
参加するには申し込みが必要です
カリキュラム
- 詳しくみる「費用対効果」と「投資対効果」概論株式会社トライバルメディアハウス
代表取締役社長池田 紀行 - 詳しくみる実務家から見たブランドの効果ダイキン工業株式会社
総務部 広告宣伝グループ長
関西学院大学 経営戦略研究科 教授片山 義丈氏 - 詳しくみるブランディングという「投資」は、どのように売上につながるのか?株式会社コレクシア 代表取締役
一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI) 事務局長村山 幹朗氏 - 詳しくみる間違いだらけの実践CRM ~ そのSTP戦術大丈夫ですか?~中央大学 戦略経営研究科(ビジネススクール) 教授
東京大学 名誉教授阿部 誠氏 - 詳しくみるB2Bマーケティングにおける中長期投資対効果シンフォニーマーケティング株式会社
代表取締役庭山 一郎氏 - 詳しくみるブランド価値を高める方法と計測法株式会社Brandism
代表取締役木村 元氏
参加するには申し込みが必要です
講師の紹介
ダイキン工業株式会社
総務部 広告宣伝グループ長
関西学院大学 経営戦略研究科 教授片山 義丈氏○ダイキン工業
1988年入社。総務部宣伝課、広報部広報担当、広告宣伝・WEB担当課長を経て2007年より現職。ダイキンのエアコンをトップに押し上げた新ブランド「うるるとさらら」の導入、ゆるキャラ「ぴちょんくん」ブームに携わる。統合型マーケティングコミュニケーションによる企業ブランドと商品ブランド構築、WEBサイト統括を担当。○関西学院大学
2022年より経営戦略研究科教授(担当:ブランドマネジメント/マーケティングコミュニケーション)。
著書『実務家ブランド論』(宣伝会議)
株式会社コレクシア 代表取締役
一般社団法人日本エビデンスベーストマーケティング研究機構(EBMI) 事務局長村山 幹朗氏2011年に株式会社コレクシアを創業。マーケティングリサーチを用い、顧客データに基づいたブランドの戦略策定・施策立案の支援を行う。現在までに5000件を超えるカスタマージャーニーを作成し、ブランドの成長を実現する顧客体験の設計を手掛けている。公益社団法人日本マーケティング協会認定マーケティング・マスター。主な著書に「顧客体験マーケティング(インプレス)」。
中央大学 戦略経営研究科(ビジネススクール) 教授
東京大学 名誉教授阿部 誠氏1991年MIT博士号(Ph.D.)取得後、同年からイリノイ大学助教授に就任。1998年東京大学助教授を経て、2004年から現職。フンボルト大学(ドイツ)、UCLA、イェール大学、ニューサウスウェールズ大学(シドニー)、シンガポール国立大学にて、客員教授、准教授、研究員を歴任。
ノーベル経済学賞受賞者との共著を含め、マーケティング学術雑誌に論文を多数掲載。2003年にJournal of Marketing Educationからアジア太平洋大学のマーケティング研究者 第1位に選ばれる。日本マーケティング・サイエンス学会の代表理事、学会誌前編集長。
おもな著書に『(新版)マーケティング・サイエンス入門:市場対応の科学的マネジメント』(有斐閣)、『マーケティングの科学―POSデータの解析』(朝倉書店)、『大学4年間のマーケティングが10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)、『東大教授が教えるヤバいマーケティング』(KADOKAWA)、『大学4年間の行動経済学が10時間でざっと学べる』(KADOKAWA)などが、監修に『サクッとわかる ビジネス教養 行動経済学』(新星出版社)などがある。


シンフォニーマーケティング株式会社
代表取締役庭山 一郎氏1962年生まれ、中央大学卒。1990年、シンフォニーマーケティング株式会社を設立。35年間で約600社の企業に対しB2Bマーケティングのコンサルティングを手がける。各産業の大手企業を中心に国内・海外向けのマーケティング&セールスの戦略立案、組織再編、人材育成などのサービスを提供。海外のB2Bマーケティング関係者との交流も深く、世界最先端のマーケティングを日本に紹介している。中央大学大学院ビジネススクール客員教授、早稲田大学大学院 WASEDA NEO 講師、IDN(InterDirect Network)理事、「日経クロストレンド BtoBマーケティング大賞2024・2025」審査委員長。著書に、『法人営業は新規を追うな 重要顧客と最高の関係を築くABM』(日経BP)『儲けの科学 The B2B Marketing』(日経BP)、『BtoBマーケティング偏差値UP』(日経BP社)、『サラサラ読めるのにジワッとしみる「マーケティング」のきほん』(翔泳社)など多数。

株式会社Brandism
代表取締役木村 元氏株式会社Brandism 代表取締役。2009年ユニリーバ入社。約14年間、LUXやDoveなどのブランド・マーケティングを経験。国内を中心とした360°のマーケティング戦略からグローバルのブランド戦略、製品開発まで幅広く従事。ロンドン本社にてDoveのブランド・マーケティングを担当し、グローバル全体のブランド戦略設計をリードした後、2020年1月よりユニリーバ・ジャパンでDoveブランドを統括。2021年7月ユニリーバ・グループのラフラ・ジャパン株式会社 代表取締役に就任、あわせてユニリーバ・ジャパンのスキンケアカテゴリーを統括。2023年5月に独立し、株式会社BrandismでB2BからB2Cまで幅広く経営とマーケティングのサポートを行っている。


株式会社トライバルメディアハウス
代表取締役社長池田 紀行1973年横浜生まれ。マーケティング会社、ビジネスコンサルティングファーム、マーケティングコンサルタント、クチコミマーケティング研究所所長、バイラルマーケティング専業会社代表を経て現職。大手企業300社以上の広告宣伝・広報・販売促進を支援。JMA(日本マーケティング協会)マーケティングマスターコース講師。年間講演回数は50回以上、延べ5万人以上のマーケター指導に関わる。近著『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)、『売上の地図』(日経BP)、『自分を育てる働き方ノート』(WAVE出版)など著書・共著書多数。

MARPS(マープス)について
MARPSは、2023年7月からβ版の提供を開始し2024年1月に正式版を開始した、マーケティングに特化したオンライン無料学習サービスです。会員は7,500人(2025年12月現在)を突破し、受講生から高い評価をいただいています。
マーケターが独学で学習を進める際、最も大きな障害となるのは〈点〉が〈線〉や〈面〉にならず、いつまで経っても「知っている」が「わかる」にならないことです。そこでMARPSでは、トライバルメディアハウス代表池田の著書『売上の地図』および『業界別マーケティングの地図』(日経BP)、『マーケティング「つながる」思考術』(翔泳社)をベースに、マーケティング全体(面)における主要な変数(点)の特徴を理解してもらうことを目的とし、池田による基礎講義のほか、各分野の一流の講師を招いた専門講座を提供しています。
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